ひたすら遊んでいた二十代前半
今日、9件目の不採用の通知がメールで届いた。
たかが、といってはなんだけど、スーパーの品出しのパートなのに「応募者多数のため」だって。
信じられない。
コロナの影響で夫の収入が激変した奥さんがそんなに多いのだろうか?
半年ぐらいまでは、4時間のパートなんて、行ったらその場で合格!
てなものだった。
本当に信じられない。
学生時代にやりたい仕事の勉強して、なんとかその仕事について、ずっとやり続けてスキルを積んでいたら、年がいってからこんな状況にはならなかっただろう、と思う。
将来のことを考えて、20代は遊びは二の次にしてひたすら仕事をすべきだろう。
さてそう言う私はまったく逆で、20代前半は、仕事は二の次で遊んでいた。
二度目の会社でコンピューター室からホテルの電話の予約係にまわされた私はウツウツとして過ごしていた。
女性が私一人であとの三人は男性という部署から一転、今度は女性ばかり15人ぐらいの部署であった。ほとんどの人が気が強くなじめない。惰性でホテルの予約の電話を受けては現地に流し、5時になるとさったと帰った。
うって変わってプライベートは華やか。バブルのはしりだったのだ。
なぜか有名企業の人たちとつぎつぎ知り合いになり、営業の人にはバンバンおごってもらった。
渋谷新宿あたりに飲みに行くのはもちろん、ドライブにテニス旅行にハイキング、、、
部屋代も払ってよくお金があったものだ。
全く貯金はできなかったけど。
しかしながら、
仕事がおもしろくなくても、会社で友達がいなくても、プライベートで遊ぶ友人が多く、出会いも多かったから、当時やっていけた、という気がしないでもない。